盛土による新設道路計画に適用された箱型擁壁 壁高5.0m*延長66m

施工例・実績

施工例

広域河川改修(社会資本整備総合交付金)吉野瀬川 越前市家久町

盛土による新設道路計画に適用された箱型擁壁   壁高5.0m*延長66m 【箱型擁壁Mタイプ】
丹南地区を流れる吉瀬川の堤防川裏側の、盛土による新設道路の計画に箱型擁壁をご採用いただきました。
既設堤防に平行して計画されることもあり堤体内の浸透水を速やかに排水できる機能が求められた為、優れた排水性能を有している点、また、経済性・施工性にも優れている点も評価され箱型擁壁が採用となりました。
施工は、擁壁背面の盛土を行いながらの施工となりますが、箱型擁壁は養生等の工程が不要となり施工中の待ち時間が無いため、スムーズに施工を行って頂くことができました。
また、擁壁位置が道路肩部から土羽付きに変化し、縦断方向に壁高が階段状に変化する計画となっていましたが、面倒な天端コンクリート工を施すことなくきれいな仕上がりとなりました。施工業者さんから施工性が優れている点についてお褒めのお言葉をいただくことができ、改めて箱型擁壁のすごさを実感できました。


使用現場 現場状況 切り土・盛り土 緑化
道路新設 直線 盛り土 無し

現場担当営業からの意見

箱型擁壁採用ポイント 施工が早い・経済性
施工ポイント 大型積ブロックのような中詰めコンクリートの打設が不要だったので、冬の天候影響もなく業者さんからは施工性の良さについて好評価を頂きました。
設計ポイント 道路計画に対し擁壁の位置がプレガード併用の道路肩部から土羽付きの天端へ変化する計画となるためその変化点の取り合いの処理方法の検討に苦労しました。