施工例
公共土木施設災害復旧工事 飯田市大樽沢橋下
豪雨災害にもバツグンの排水性能を発揮する擁壁 壁高10m*延長23.5m
平成26年に発生した豪雨災害で道路の半分が崩落しました。
災害復旧の検討において壁高が約10mになることから、限られた工法の中から箱型擁壁工法(フリーウォール)をご採用いただきました。この現場は、飯田市から歴史的遺産である「大平宿」を通じ、木曽へと繋がる「大平街道」と呼ばれる県道8号線になります。
平成26年に発生した豪雨災害で道路の半分が崩落してしまい、応急処置により交互通行になっていました。施工現場では、鉄筋・コンクリート・型枠などの特殊作業を殆ど使用しないため、施工計画が立て易く、養生期間が不要なため大幅な工期短縮によって早期の道路復旧をすることができました。また壁体材が単粒度砕石のため、背面からの浸透水・湧水に対し高い排水性を有しており、当該現場のように湧水の多い場所で威力を発揮します。施工業者様はこの工法は初めてとのことでしたが、綺麗に仕上げて頂きました。
使用現場 |
現場状況 |
切り土・盛り土 |
緑化 |
災害復旧 |
直線 |
切り土 |
無し |
現場担当営業からの意見
箱型擁壁採用ポイント |
排水性能・安全性・施工が早い・コンクリート不使用 |
施工ポイント |
施工の際、難しい作業が無いため施工性が良い。またコンクリートを使用しないため養生期間が不要なことから短期間での施工が可能。 |