災害公営住宅(小名浜地区)造成工事

施工例・実績

施工例

災害公営住宅(小名浜地区)造成工事

震災復興住宅造成に役立った箱型Mタイプ    壁高4.5m*延長261m
当初裏山の法面のみご採用していただいておりました。施工現場をご覧になった発注先のいわき市役所土木課から使い勝手・景観性が良いという事で当初1000個前後でしたが集合住宅造成部と調整池が全て箱型に変更になり最終的に2000個超を納品させていただきました。Mタイプでは過去最高の納品数でした。受注生産品のため在庫が無く発注様と打合せを密にして現場に供給する数量を確保する事を第一に考えました。施工期間が1年以上と長く、工場にも全ての生産数量を長期保管する事が厳しかったので現場内に仮置きヤードを確保してもらい、ある程度数量が揃い次第現場に仮置する方法で現場の製品供給が円滑になるよう工夫しました。施工業者様からは特別な作業がいらないので非常に簡単だと高評価をいただきました。数量が多いほど施工性の良さが際立つ製品です。


使用現場 現場状況 切り土・盛り土 緑化
災害復旧 直線 切盛土 無し

現場担当営業からの意見

箱型擁壁採用ポイント 耐震性・可撓性・排水性能・安全性・施工が早い・コンクリート不使用・技術審査証明
施工ポイント 今回の工事で特に要望された事はコンクリート不使用と熟練工がいらない点でした。計画時は震災2年後で復興が本格的に始まり生コンの受給・人手不足が懸念され、その問題が解決できる工法として箱型が選出されました。
設計ポイント 道路線形に合わせた延長とするために、現場打ちコンクリートで延長を調整する必要がありました。製品を割付けるに際に、現場打ちコンクリートでの調整が少なくなるように配慮しました。