施工例
宮城県気仙沼市廿一地内
豪雨災害にもバツグンの排水性能を発揮する擁壁 壁高11m*延長25m
現場は後ろに山を背負っており集中豪雨時は、大量の雨水が流出する場所です。何年か前に、今回の擁壁に接続するの現場が崩れ箱型擁壁が採用になった経緯がありました。今回の災害でもいち早く地元業者と役所から声がかかり、設計から施工まで箱型擁壁で検討されました。前回採用された経緯は、まず排水性能の高さ、次に施工の速さでした。現場は岩手県と宮城県の県境付近で主要道路からははずれますが、地元の方にとっては朝夕の通勤時間帯の渋滞を避けるための抜け道となっています。そのため、朝晩は多くの車が往来する道路で、混乱を避けるため交通規制を短くしたいと観点からも採用の決め手となりました。
使用現場 |
現場状況 |
切り土・盛り土 |
緑化 |
災害復旧 |
曲線 |
切り土 |
無し |
現場担当営業からの意見
箱型擁壁採用ポイント |
耐震性・可撓性・排水性能・安全性・曲線施工・施工が早い・コンクリート不使用・経済性 |
施工ポイント |
交通量の点から、交通規制の期間を短くしたいと言う事で工期の短い事と現場の法面に合わせた曲線施工可能な点をかわれて採用されました。 |
設計ポイント |
現場は後ろに山を背負っており、集中豪雨時にはかなりの水が出てくる場所で、排水性の良さをかわれて採用になました。 |