現場にベストマッチした箱型擁壁

施工例・実績

施工例

一般県道上三永竹原線道路改良工事

現場にベストマッチした箱型擁壁
基本設計にて計画されていた大型ブロックに安全上の問題が発生し、実施設計を担当したコンサルタント樣より相談を受けました。そこで再度大型ブロックの検討を含めて他擁壁との検討検討を行いました。コンサルタント担当者樣は比較案として大型ブロックともたれ擁壁、箱型擁壁、さらに逆巻き工法を想定されていたので、これは箱型擁壁を採用いただくチャンスだと思い、現場でコンサルタント樣に土質試験を行っていただきました。試験結果より適正な粘着力を考慮し安全性の高い箱型擁壁をご提案しました。 最終的には箱型擁壁と逆巻き工法の2比較にしぼられましたが経済性にて優位に立ち、景観性や曲線施工、現場で懸念された湧水対策などに優れた箱型擁壁をご採用いただきました。


使用現場 現場状況 切り土・盛り土 緑化
道路改良 曲線 切り土 無し

現場担当営業からの意見

箱型擁壁採用ポイント 耐震性・可撓性・排水性能・安全性・曲線施工・コンクリート不使用・経済性
用地境界内に収まる擁壁であること。
施工ポイント 背面の掘削量が比較的少ない。生コンの管理が少ない。砕石の上に据えるので慣れるまで手間取った。折れ部の間詰めコンクリートに手間がかかった。
設計ポイント ・粘着力の理解を得られたこと
・大型ブロックが設計上成立しなかったこと
・パンウォールより安かったこと
・現場に湧水があり、湧水に対して強いこと、完成後の景観が美しいこと、曲線施工であったこと