御神木と共に子どもの安全を守る箱型擁壁 壁高4m*延長27m

施工例・実績

施工例

法泉寺保育園 園舎整備事業

御神木と共に子どもの安全を守る箱型擁壁   壁高4m*延長27m
下妻市は茨城県県西地区のほぼ中央に位置する人口約43,000人の街です。2004年公開の深田恭子・土屋アンナ主演映画「下妻物語」の舞台にもなりました。
今回の現場は市街地中心部、下妻市役所の裏側にある法泉寺というお寺の敷地造成です。箱型擁壁の採用の決め手は、敷地の隣にお寺が運営する保育園の外壁に箱型擁壁が施工されていたため、同じ擁壁で造成したいと問い合わせを頂きました。
現場の施工については、製品の納入と保育園の送り迎えの時間が重なるため搬入時間に制約がありました。そのため、箱型擁壁の仮置き場を急遽設置することになりましたが、快く準備していただきスムーズに納入することができました。施工に関しては単純な作業の繰り返しであるため、施工業者樣もすぐに慣れ非常に速いスピードで施工ができ好評をいただきました。施工前は土の法面でしたので、降雨時には泥が前面の駐車場に流れ出る状況でした。施工後は泥が流れ出る事もなく、景観の良い擁壁が設置されたことで、保育園児や親御さんにも好評を頂いています。
今も箱型擁壁は御神木と共に子どもの安全を守っています。


使用現場 現場状況 切り土・盛り土 緑化
民間造成 直線・折れ有 切土 無し

現場担当営業からの意見

箱型擁壁採用ポイント 耐震性・可撓性・排水性能・安全性・曲線施工・施工が早い・コンクリート不使用・技術審査証明・経済性
隣にある保育園の外構に箱型擁壁が施工されていた為、続きの造成で箱型擁壁が採用となりました。
施工ポイント 今回の施工現場は背面の切土側に作業員が入って作業できたため前面に足場は必要ありませんでした。同じ条件であれば足場は必要ありませんが、壁高が高い場合は擁壁前面に親綱を張るなどの安全面の配慮が必要になります。
設計ポイント 擁壁背面の御神木を傷つけない様に残しながら擁壁を設置する必要がありました。また、擁壁前面の駐車場の確保や、始点と終点に構造物がありましたのでこれを考慮しつつ、擁壁の平面線形を決めました。