施工は11月初旬、標高1800m高地の施工現場

施工例・実績

施工例

施工は11月初旬、標高1800m高地の施工現場


道下の法面が崩落しかけていた現場で、耐震・排水性能に優れた箱型擁壁「フリーウォール」を採用、施工いただきました。この現場では既設水路が擁壁から法面に排水される構造となっていました。
そのため、起工測量の結果を待って箱型擁壁からヒューム管を取り出す位置決めを慎重に検討して断面・展開図を作成し直して業者様に据えていただきました。
施工時期は11月初旬で標高1800m程の高地での施工現場でした。
なんと工事中に初雪も観測されるなど厳しい環境での施工が求められました。
箱型擁壁は埋戻し部にほとんど生コンを使用しない構造の為、コンクリートの養生期間を待たず施工が可能です。本格的な冬が到来する前に竣工を迎える事が出来ました。

発注者 : 長野県小谷村役場 様
工事名 : 栂池林道改良工事
現場住所: 北安曇郡小谷村役場
竣工時期: 2017年11月
施工規模: 壁高:7m 延長:24m
施工面積: 164㎡
                               
使用現場設計条件勾配・形状
林道改良Φ=30、c=5.2、γ=19、kh=0.12


現場担当営業からの意見と感想

 
箱型擁壁採用ポイント 施工が早い。経済性に優れている
施工ポイント 工期がタイトであったため工事進捗がスムーズに進行するよう製品納入に配慮した。
設計ポイント 擁壁中央からヒューム管が出る構造のため上下左右の割付と補強の設計に注力した。