2度の災害に耐えた箱型擁壁

施工例・実績

施工例

2度の災害に耐えた箱型擁壁


平成27年の梅雨の豪雨で当該現場にて斜面崩壊が発生しました。斜面上に民家があり大幅な掘削が出来ません。背面排水が災害要因であったために、製品控えが小さく排水性能に優れた箱型擁壁をご採用頂き無事復旧しました。しかし、その翌年の平成28年に箱型擁壁で復旧した側面で20mほど斜面崩壊が再度発生しました。その際に箱型端部側の上から3~4段ほどの単粒度砕石が抜けてしましたが、端部止め製品の単粒度砕石が抜けた箇所は地山に届いていない状況を説明させて頂きました。擁壁構造は全く問題がなかったので、発注者様に箱型擁壁の安全性を確認していただけました。新設擁壁を1.50m前に出して、終点側の小口止めは、復旧箇所から先の斜面崩壊時に単粒度砕石が抜けないように壁を設けて施工しました。2度にわたる被災でも擁壁として機能したため、安心・安全を確信できました。

発注者 : 福岡県大牟田市役所 様
工事名 : 萩尾地区道路災害復旧工事
(平成27年度・平成28年度)
現場住所: 大牟田市萩尾地区
竣工時期: 2017年2月
施工規模: 壁高:10m 延長:28m
施工面積: 226.5㎡
                               
使用現場設計条件勾配・形状
災害復旧Φ=30.0kN、c=10.0KN、γ=19.0KN5分・切土、直線


現場担当営業からの意見と感想

 
箱型擁壁採用ポイント 雨水と湧水の影響で崩壊した法面復旧工事での、排水性能の高さで採用
施工ポイント 斜面の崩壊災害で、崩壊上に民家もあったので、排水性に強くて掘削が極力小さいものが必須となり、採用に至りました。2度目の被災では、道路幅員に余裕があり、製品前面に1.50mだして掘削が既設箱型に影響がないように計画しました。
設計ポイント 1度の施工指導のみで施工業者様が積みやすく、施工が早い為、喜んで頂きました。ただ現場の製品置き場が狭くて、車の通行も多かったので、そこだけ苦労をしました。