施工例
高速道路の橋脚周りの修景にも配慮した箱型擁壁
新名神高速道路(高槻~神戸)の高槻市内にある橋梁の橋脚下部に箱型擁壁が施工されました。
この現場は、橋脚の構築ならびに排水貯留施設も設置されることから、擁壁背面に影響の少ない擁壁が望まれ、さらにゆるやかなカーブも描いていることから箱型擁壁の特徴がいかんなく発揮されるところでした。
本擁壁は基本的にドライ施工の箱型擁壁なので、工事期間短縮にも寄与したのではないでしょうか。
発注者 : |
西日本高速道路株式会社 関西支社 |
工事名 : |
新名神高速道路 原萩谷トンネル東工事 |
現場住所: |
大阪府高槻市原 |
竣工時期: |
2017年11月 |
施工規模: |
壁高:8m 延長:82m |
施工面積: |
654.41㎡ |
現場担当営業からの意見と感想
箱型擁壁採用ポイント |
法面下部に擁壁を構築する必要性。排水貯留施設を埋設することから擁壁背面への影響が少ない |
施工ポイント |
本現場は、河川管理用道路のゆるやかなカーブ区間にあり、箱型擁壁の特徴である曲線施工が容易にできるという優位性が発揮された。
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設計ポイント |
山間の斜面に橋脚を構築しており、現場条件として切り盛りの混在する断面となっていた。擁壁下部では岩が露出するため、設計条件を慎重に決定することになった。
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