道路拡幅工事にて河川の護岸兼用(Lタイプ・Mタイプ併用)

施工例・実績

施工例

道路拡幅工事にて河川の護岸兼用(Lタイプ・Mタイプ併用)


河川での施工事例です。当初は重力式擁壁との比較検討から始まりました。経済性では重力式擁壁が優位でしたが、施工性に勝る箱型擁壁を採用していただきました。壁高が4m以下は経済的に安価な棚田擁壁を採用し、4mを超える箇所は箱型擁壁で対応いたしました。また、水の流れがある箇所は砕石が流出しないように遮水コンクリートを対策として小段に打設しました。施工は縦断勾配なりの施工でしたので基礎の高さなど入念に確認し施工致しました。竣工後の現場をみるととても綺麗にできており、嬉しかったです。予備設計から7年近く関わり思い出の現場となりました。

発注者 : 福島県県北農林事務所 様
工事名 : 森林居住環境(県・農)
大霊山線2701工事
現場住所: 福島県伊達市霊山地内
竣工時期: 2016年5月
施工規模: 壁高:6.5m 延長:106m
施工面積: 447㎡
                               
使用現場設計条件勾配・形状
河川護岸Φ=30.0kN、c=0KN、γ=19.0KN5分・切土、曲線


現場担当営業からの意見と感想

 
箱型擁壁採用ポイント 施工性にすぐれ景観に適した箱型擁壁!
施工ポイント 106mの延長のうち、60mは棚田擁壁で施工を行い。残り46mは箱型擁壁で施工を行いました。製品が途中で切り替わるため、念入りに施工方法など打合せを行いました。
設計ポイント 重力式擁壁との比較でした。経済性のみでは重力式の方が安価でしたが、施工期間は箱型擁壁の方が短いため総合評価で箱型擁壁と決定いたしました。