施工例
施工スペース、工期、置き場、多くの制約を満たした擁壁
この現場は会社駐車場下の法面工事(民間)で、操業中での施工となることから施工期間の短縮、施工スペース、資材置き場の狭さ等々の制約があり、それを全て満たす工法として箱型擁壁が採用となりました。また擁壁前面に事務所の窓がある為、冬季の降雪の際に通常のブロック積みに比べて箱型擁壁は、法尻部に雪溜まりになりにくいため、好評を戴きました。施工については他工法に比べて製品の種類が少なく最小限の資材ヤードで済み、さらに現場打ちコンクリートが殆ど不要であることで養生待ちや段取り替えが無くなり工程通りに進み、施工業者、発注元からも喜ばれ、出来栄えも良く仕上げて頂きました。
発注者 : |
(民間工事)田辺工業株式会社 様 |
工事名 : |
田辺工業株式会社駐車場
法面改修工事 |
現場住所: |
新潟県糸魚川市青海 |
竣工時期: |
2016年9月 |
施工規模: |
壁高:5.5m 延長:22m |
施工面積: |
84㎡ |
使用現場 |
設計条件 |
勾配・形状 |
駐車場法面 |
Φ=35KN、c=5.0KN、γ=20.0KN |
切土・5分・直線・Mタイプ |
現場担当営業からの意見と感想
箱型擁壁採用ポイント |
多々ある条件下で採用となった箱型擁壁 |
施工ポイント |
民間の会社駐車場ということで、極力短期間で、且つ現場は極端に狭く、さらに資材置き場も既設の駐車場の一部を借りてなどと条件が多々あり、それを全て満たす擁壁が箱型擁壁でした。
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設計ポイント |
施工スペースと資材置き場が極端に限られており、コンクリートもほとんど使用しないことで、工程が短縮されました。
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