施工例
ため池堤体の腰積みブロックに使用した箱型擁壁
当該現場は、ため池改修工事の堤体腰積みブロックとして使用して頂きました。当初は、大型積みブロック(控え3000mm)にて計画されていましたが、発注者様より控えを小さくしたいとの要望があり検討を行ってきました。ため池改修工事と言うこともあり、調査設計時に土質調査も行っており、箱型擁壁にとって有利な土質条件のデータが多く、採用に至りました。施工業者様にも、コンクリートを使用しないため、「天候に左右されること無く、施工も早い」とお喜びいただけました。また、当該現場以外のため池改修工事に於いても、箱型擁壁を採用して頂いている現場もあり、順次施工中です。
発注者 : |
中播磨県民局姫路土地改良センター 様 |
工事名 : |
鍵谷池地区ため池改修工事 |
現場住所: |
兵庫県姫路市香寺町須加院 |
竣工時期: |
2017年3月 |
施工規模: |
壁高:5.5m 延長:44m |
施工面積: |
167㎡ |
使用現場 |
設計条件 |
勾配・形状 |
ため池改修 |
Φ=29.0kN、c=17.2KN、γ=20.0KN |
盛土、直線 |
現場担当営業からの意見と感想
箱型擁壁採用ポイント |
ため池改修堤体腰積ブロックの控えを小さくしたい。 |
施工ポイント |
天候に影響がなく施工性が良いと喜ばれました。
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設計ポイント |
大型積みブロックよりも控えが小さくでき、施工性が良いこと、土質定数がハッキリしていることから、採用に至りました。
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