悪条件でも工夫次第で対応可能な『箱型擁壁』

施工例・実績

施工例

悪条件でも工夫次第で対応可能な『箱型擁壁』


当該工事は、国道6号線の交通安全対策として歩道部を広げるため、千葉大学園芸学部の敷地の土を留める事が目的でした。多様な工法の中から箱型擁壁が採用されたのは緑化ができる事でした。園芸学部の敷地には様々な植物が生息しており、工事後も箱型擁壁と共存できる景観性も評価されました。しかし、設計段階で土質条件が悪いことが判明し、通常の盛土ではNGでしたが、軽量盛土材を使用することでクリアしました。また、擁壁前面が交通量の多い国道6号線だったため、作業の大半が擁壁背面の狭小スペースで行われました。作業ヤードを確保しながらの分割施工になりましたが、融通の利く製品・工法ということで、ご好評を頂きました。

発注者 : 国土交通省千葉国道事務所 様
工事名 : H29松戸地区他交通安全施設設置工事
現場住所: 千葉県松戸市
竣工時期: 2018年2月
施工規模: 壁高:5.5m 延長:20.8m
施工面積: 248㎡
                               
使用現場設計条件勾配・形状
道路改良Φ=42、c=0、γ=113~5分・切土・盛土混在、直線形状


現場担当営業からの意見と感想

 
箱型擁壁採用ポイント 緑化ができる。
施工ポイント 擁壁全面が交通量の多い国道6号線ということもあり、施工はほぼ擁壁背面での作業になりました。(分割施工)
設計ポイント 土圧を軽減するため、軽量盛土材を採用。