施工例
通行車両と歩行者がおもわず振り向いてしまう見栄えの良い道路擁壁
今回箱型擁壁を採用した場所は、国道拡幅工事の既設石積前面に山留として使用しました。施工前の切土丁張設置時に既設石積に干渉してしまう場所があり、切土位置を変更しましたが箱型擁壁は変更した切土なりに設置できるので、大きな変更なく円滑に作業する事ができました。施工の進捗に伴い、国道を通行する車が箱型擁壁に気付き減速して見学することが度々あり、事故が起こらなければいいなと心配しました。又、地元の方と発注者からも見栄えがいいと評判がよく、喜んで頂きました。
発注者 : |
山梨県富士・東部建設事務所 様 |
工事名 : |
国道139号 道路工事(明許) |
現場住所: |
山梨県大月市七保町瀬戸下瀬戸1工区 |
竣工時期: |
2019年7月 |
施工規模: |
壁高:9m 延長:39.3m |
施工面積: |
239㎡ |
使用現場 |
設計条件 |
勾配・形状 |
道路改良 |
Φ=23、c=5.4、γ=18 |
4分・切土、直線形状 |
現場担当営業からの意見と感想
箱型擁壁採用ポイント |
見栄えが良く耐震性に優れている。 |
設計ポイント |
基礎材のテンサー施工では、砕石の形状に前面、背面に型枠を入れてテンサー内に砕石を投入すると上面テンサーのよじれがなく施工できました。設置時には、一段ごとに位置高さの丁張と開始・変化点のポイントを設置すると全体的にきれいに施工できると感じました。 |