施工例
曲線でも容易に施工が可能な箱型擁壁
岐阜県恵那市の恵那峡は昔からの観光地で、最近では海外からの観光客も多く訪れる人気スポットです。しかし、施設が老朽化し、修復に手付かずの場所が多かったことから、恵那市役所様発注で多目的広場の設計計画があり、施工性・景観性に優れた箱型擁壁がデッキ広場下の擁壁に採用されました。箱型擁壁前面の根入れ部の道路はスロープ通路となっており、恵那峡の遊覧船乗り場へとアクセスする道路のため、多くの観光客が箱型擁壁の横を多く行き来します。擁壁小段に緑化用のグリーンカップを敷設して景観にマッチした擁壁が構築できました。
発注者 : |
岐阜県恵那市役所 様 |
工事名 : |
恵那峡多目的広場擁壁等整備工事 |
現場住所: |
岐阜県恵那市大井町地内 |
竣工時期: |
2018年12月 |
施工規模: |
壁高:5m 延長:57m |
施工面積: |
285㎡ |
使用現場 |
設計条件 |
勾配・形状 |
造成工事 |
Φ=30°、c=0kN/㎡、γ=19kN/㎡ |
3~5分・盛り土、曲線形状 |
現場担当営業からの意見と感想
箱型擁壁採用ポイント |
曲線施工が可能、緑化ができる。 |
施工ポイント |
曲線線形で全面根入れがスロープ勾配であったため、箱型擁壁の配置に手間がかかった。
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設計ポイント |
設計条件に曲線が多く、いろいろな擁壁工法の比較を行った結果、施工性・景観性に優れた箱型擁壁が採用となった。
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