国立公園の敷地に施工した箱型擁壁

施工例・実績

施工例

国立公園の敷地に施工した箱型擁壁


観光名所の八幡平国立公園内の山頂付近が今回の現場になります。 
アスピーテラインの雪の回廊が終わって残雪が未だある時期から工事開始して、紅葉が始まる季節にようやく完成になりました。
施工場所は山頂付近にあるため、生コンの搬入が難しく、製品と砕石が現場にあれば施工可能な箱型擁壁が採用されました。最初の設計では全景が正方形でしたが、既設のブロック積み擁壁との取合いが上手くいかない為、扇形での施工になり、場所打コンクリートが増えましたが、専用の化粧型枠を使用して周囲と調和を図りました。
八幡平の四季折々の景観に映える光景は是非御覧頂ければと思います。

発注者 : 岩手県八幡平市役所様
工事名 : 八幡平レストハウス擁壁整備工事
現場住所: 岩手県八幡平市
竣工時期: 2018年10月
施工規模: 壁高:13m 延長:30m
施工面積: 520㎡
                               
使用現場設計条件勾配・形状
法面工事Φ=30°、c=15kN/㎡、γ=19kN/㎡1.0:0.5・盛り土、切り土、扇型


現場担当営業からの意見と感想

 
箱型擁壁採用ポイント 生コン搬入が困難な場所の為、生コンを使用しない工法が求められました。
施工ポイント 老朽化した旧レストハウスを取り壊し背面の仮土留しながら施工した。
設計ポイント 国立公園内に施工するため、施工期間や敷地の制限があった。