施工例
敦賀の玄関口を彩る箱型擁壁
施工現場である福井県敦賀市は、北陸自動車道、舞鶴若狭自動車道が整備され、鉄路においてはJR北陸線・湖西線が走り、中京圏・関西圏へのアクセスが良好な立地にあります。そこに計画されました『敦賀市第2産業団地』の造成工事の盛土部擁壁として箱型擁壁が採用されました。福井中心部から国道8号線を南下し海沿いを走り抜け、敦賀市の中心部へ向かう玄関口にあたるところに箱型擁壁が施工されております。交通量も多く、頻繁に人目に触れる場所である為、景観性に優れていることも採用のポイントとなりました。2023年春には北陸新幹線が敦賀まで延伸され、首都圏へのアクセスも容易になるため、この地が敦賀市のさらなる産業拠点となることが期待されております。
発注者 : |
福井県敦賀市役所 様 |
工事名 : |
敦賀市2産業団地整備事業
分譲地A造成工事 |
現場住所: |
福井県敦賀市田結 |
竣工時期: |
2018年3月 |
施工規模: |
壁高:1~8m 延長:437m |
施工面積: |
2560㎡ |
使用現場 |
設計条件 |
勾配・形状 |
造成工事 |
Φ=30、c=15、γ=19 |
5分・盛り土、直線・曲線混在 |
現場担当営業からの意見と感想
箱型擁壁採用ポイント |
壁高が9.0mで、耐震性を有し、経済性に優れた擁壁、満足するのは箱型擁壁 |
施工ポイント |
施工現場は広い敷地だったので、製品搬入もスムーズに行えた。また当該現場は折れ点、曲線(内カーブ、外カーブ)等が多い現場だったが、極力現場打ち箇所を少なくし、見栄え重視で綺麗な曲線施工が出来ました。
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設計ポイント |
産業団地の造成に伴う盛土部擁壁の計画でした。壁高が9.0m必要であるため、高い耐震性(大規模地震動対応)を有し、経済性にも優れた擁壁が必要になり、この条件を満足するのが箱型擁壁であると考え提案したところ、採用に至りました。
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