施工例
ため池腰積ブロックに箱型擁壁!耐震性・排水性・施工性抜群!!
当該施工場所は、兵庫県宍粟(しそう)市です。県中西部に位置して、市内には日本の滝百選にも選ばれた『原不動滝』があり、ブナやモミんなどの原生林に囲まれた清流が3段状になって、落差88mの岩肌を滑り落ちる姿は、とても美しく荘厳な場所です。
自然豊かな地域で、ため池が数多く点在している場所ですが、歴史も古いことから老朽化対策、耐震性対策の工事が進んでいます。
その中で、施工時期が冬に限られる“ため池工事"で、耐震性に優れ排水性が良く、施工の早い箱型擁壁が採用に至りました。
発注者 : |
兵庫県西播磨県民局光都土地改良センター様 |
工事名 : |
上牧谷地区高牧上池改修工事 |
現場住所: |
兵庫県宍粟市山崎町高牧 地内 |
竣工時期: |
2018年4月 |
施工規模: |
壁高:1~5m 延長:12m |
施工面積: |
38.5㎡ |
使用現場 |
設計条件 |
勾配・形状 |
ため池腰積 |
Φ=32.1°、c=7.0kN/㎡、γ=19.1kN/㎥ |
1:0.5・ 盛り土、直線 |
現場担当営業からの意見と感想
箱型擁壁採用ポイント |
農閑期に限定された工期に敷設が可能、施工が早い擁壁 |
施工ポイント |
降雪の少ない地域でしたが、たまたま降雪の多い年の施工となってしまいました。その中でも、箱型擁壁は、降雪にあまり影響されることなく、順調に構築することができました。
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設計ポイント |
ため池工事のため調査設計時に土質試験等詳細な調査が行われており、しっかりとした資料があり、箱型擁壁を提案する上で、有利なポイントが多くあった。
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