施工例
本堂の建て替えに伴う、建物裏の法面工事
兵庫県多可町にあるお寺「観音寺」の建て替えに伴う建物裏の法面工事が発注される情報が入り、問い合わせを頂きました。お寺の本堂以外にも自宅が近くにあるため、大型重機が入らない場所です。本堂の建て替えの工期が決まっており、製品の短納期、施工スピードが求められる現場でした。当初は現場打ち擁壁案が出ていましたが、生コンの単価アップから経済比較をして、箱型擁壁の案が浮上、価格的にもご納得いただき、無事設計出来る運びとなりました。しかし、決め手は、ドライ工法による施工と、見た目が非常に寺院の景観に見合うとの事で、気に入ってもらいご採用いただきました。今回は箱型擁壁の、特徴を生した提案が出来てお客様の満足に繋がった事案だったと思います。
発注者 : |
兵庫県多可町役場 様 |
工事名 : |
奥中地区観音寺裏治山工事 |
現場住所: |
兵庫県多可郡多可町中区奥中 |
竣工時期: |
2019年7月 |
施工規模: |
壁高:4.0m 延長:36.5m |
施工面積: |
159 ㎡ |
使用現場 |
設計条件 |
勾配・形状 |
法面工事 |
Φ=30.0°、c=0 kN/㎡、γ=18.0kN/㎥ |
1:0.5・切土、直線・曲線混在形状 |
現場担当営業からの意見と感想
箱型擁壁採用ポイント |
工期短縮と経済性の優位から箱型擁壁をご採用。 |
施工ポイント |
据付するにあたって、折れ点と端部処理と延長調整の施工がポイントであった。
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設計ポイント |
施工も含め短納期が求められる中、スムーズな設計出来た。
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