施工例
曲線施工が綺麗な箱型擁壁
福岡市内の幹線道路である国道3号線博多バイパスの取付道路での巻き付け部の設計でした。コンサル・役所も大型ブロックだと大半が現場打コンクリート部になり、景観性も考慮したいとの御相談を頂きました。そこで箱型擁壁の模型を利用して曲線部も製品のみで構築できる点と排水性・耐震性が高く、安心・安全を提供できますという点でコンサル様にご提案しました。模型をコンサルに使ってもらい、発注者様との打合せ協議で箱型擁壁が曲線部の施工が容易で綺麗という点をプレゼンして頂き、採用に至りました。施工後も役所・コンサル・近隣の方々にも綺麗になったと高評価を頂きました。
今後も現場に合わせた優位性をポイントに提案していき、大勢の方が箱型擁壁ファンになっていただけるようがんばります。
発注者 : |
国土交通省 福岡国道事務所 |
工事名 : |
福岡3号水谷地区改築工事(博多バイパス) |
現場住所: |
福岡県福岡市 |
竣工時期: |
2017年10月 |
施工規模: |
壁高:5m 延長:21m |
施工面積: |
107㎡ |
使用現場 |
設計条件 |
勾配・形状 |
道路改良 |
Φ=30kN、c=6.0KN、γ=19.0KN |
5分 盛土・曲線 |
現場担当営業からの意見と感想
箱型擁壁採用ポイント |
曲線区間を現場打部を設けずに施工可能という点で採用頂きました |
施工ポイント |
一回だけの施工指導でしたが、施工業者様に積みやすく、施工が早いと喜んで頂きました。現場の製品置き場が狭く交通量が多かった点に苦労しました。
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設計ポイント |
バイパスの取付道路に曲線施工が必要になり、通常の大型ブロック等では現場打部が必須になる点と、間知ブロックより工期短縮が図れるので、模型を使って提案し曲線施工が可能な点を評価して頂きました。
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