施工例
3分勾配で高さ6m敷設可能な擁壁
こちらの現場では、箱型擁壁の施工、造成工事と取付道路の施工時期が重なってしまいました。工期が制約されるなか、製品を納入したり施工するスペースに非常に苦労した現場でしたが、箱型擁壁工法の特長を十分に活かすことができた現場でもあったと思います。現場の地盤状況もあまりよくない状況で、3分勾配で高さ6mを構築することが可能な擁壁として、経済性、施工性等の比較検討していただいた結果、「箱型擁壁工法」がベストという選択をしていただきました。施工業者様に採用に至った経緯をご理解頂き、現場施工に箱型擁壁の特長を十二分に発揮できた現場だったと思います。
発注者 : |
長崎振興局 様 |
工事名 : |
高田南77街区宅地造成工事 |
現場住所: |
長崎県西彼杵郡長与町高田郷地内 |
竣工時期: |
2019年5月 |
施工規模: |
壁高:6.2m 延長:47.9m |
施工面積: |
216㎡ |
使用現場 |
設計条件 |
勾配・形状 |
法面工事 |
Φ=30.0、c=10.0、γ=19.0 |
3分・混在 |
現場担当営業からの意見と感想
箱型擁壁採用ポイント |
折れたところも比較的容易に施工可能。 |
施工ポイント |
当初は基礎(カゴテンサー)の敷設に苦労されていた印象でしたが、ブロック据付をするに従って、場所打ちコンクリート部分がほとんどなく、施工にすぐに慣れていただいた感じでした。
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設計ポイント |
大型ブロックとの比較検討の結果、経済性に優れ、折れ点を現場打コンクリートを使わずにでき、施工性に優れるため採用して頂きました。
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