施工例
施工性が評価され、設計変更でNEXCO様に採用された現場
当初の設計は補強土になっていましたが受注したゼネコンさんと設計変更を行い採用に至りました。経緯としては、ゼネコンさんへ営業した際に、今回の現場での補強土の施工が難しいことから、何か他に優れた擁壁はないかの相談を受けたことが始まりでした。
様々な擁壁をPRする中で、施工性、経済性に優れた箱型擁壁をゼネコンさんも気に入り設計検討を行いました。
現地地盤がそのままだと箱型擁壁がOUTになることから、箱型擁壁がOKとなる土質条件に地盤改良を前提にご提案しました。箱型擁壁+地盤改良でも他工法より施工性・経済性が優位であったため採用に至りました。
発注者 : |
中日本高速道路(株)静岡工事事務所 |
工事名 : |
第二東名高速道路 島田第一トンネル上り線(その2)工事 |
現場住所: |
静岡県島田市内 |
竣工時期: |
2011年4月 |
施工規模: |
壁高12m×延長68m |
施工面積: |
800㎡ |
使用現場 |
設計条件 |
勾配・形状 |
橋梁下法面 |
Φ=30°、c=4KN、γ=19KN |
1:0.5 切土・直線曲線混在 |
現場担当営業からの意見と感想
箱型擁壁採用ポイント |
安全性・曲線施工・可撓性・耐震性 |
施工ポイント |
新東名高速道路の島田トンネルの橋梁下に施工した箱型擁壁で施工性が評価されました。
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設計ポイント |
曲線部が多く、小段割の配置等に苦労しました。また地盤が悪く箱型擁壁が安定する土質条件に地盤改良をして対応しました。
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