施工例
複雑かつ多様なニーズに応え実現した箱型擁壁
新東名高速道路 秦野IC工事 『神奈川県秦野市(⑨擁壁)』
当施工箇所は、本線 溝之尾橋台下の調整池脇の土留で使用されています。
付近には既設の水路があり供用しながらの施工であったため大型重機が使用しづらい状況でした。また、水路は農業用水として使用されており周辺環境への配慮が必要であったため、コンクリートを使用しない箱型擁壁が採用されました。更に、開通を控えて工程が厳しい状況であったことも採用の大きなポイントとなりました。
発注者 : |
中日本高速道路株式会社 |
工事名 : |
新東名高速道路
秦野インターチェンジ工事 |
現場住所: |
神奈川県秦野市(⑨擁壁) |
竣工時期: |
2021年11月 |
施工規模: |
壁高 6m x 延長 26m |
施工面積: |
128㎡ |
使用現場 |
設計条件 |
勾配・形状 |
高速道路 |
Φ=40°、c=0KN、γ=20KN |
1 : 0.5・切土 曲線・直線 混在 |
現場担当営業からの意見と感想
箱型擁壁採用ポイント |
施工性・曲線施工・景観性 |
設計ポイント |
ブロック積みからの変更案件で工期優先のため採用となりました。
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新東名高速道路 秦野IC工事『神奈川県秦野市(Aランプ橋)』
当施工箇所は、Aランプ橋A1橋台回りの土留で使用されています。施工箇所はすでに上部工が完成しており、大型重機が使用しづらい状況でした。
また、隣接している市道を供用しての施工であったため周辺環境への配慮も必要でした。
竣工時期: |
2021年2月 |
施工規模: |
壁高 8m x 延長 47m |
施工面積: |
282㎡ |
使用現場 |
設計条件 |
勾配・形状 |
高速道路 |
Φ=40°、c=0KN、γ=20KN |
1 : 0.5・切土 曲線・直線 混在 |
現場担当営業からの意見と感想
箱型擁壁採用ポイント |
施工性・曲線施工・景観性 |
施工ポイント |
施工箇所に大型重機が入れない状況での施工であった。
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設計ポイント |
ブロック積みからの変更案件で工期優先のため採用となりました。
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新東名高速道路 秦野IC工事『神奈川県秦野市(溝之野農道)』
当施工箇所は、本線 溝之尾橋農道ボックスの上下線の土留に採用されました。
擁壁間に排水路を設ける複雑な形状でしたが箱型擁壁は対応しました。
竣工時期: |
2021年2月 |
施工規模: |
壁高 6m x 延長 51m |
施工面積: |
300㎡ |
使用現場 |
設計条件 |
勾配・形状 |
高速道路 |
Φ=40°、c=0KN、γ=20KN |
1 : 0.5・切土 曲線・直線 混在 |
現場担当営業からの意見と感想
箱型擁壁採用ポイント |
施工性・景観性 |
施工ポイント |
擁壁の途中に排水路を設ける必要があった。
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設計ポイント |
ブロック積みからの変更案件です。工期優先のため箱型擁壁が採用となりました。背面土の定数が良かったため箱型擁壁を使用し易い場所でした。
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新東名高速道路 秦野IC工事『神奈川県秦野市(溝A-STA.6切土縮小化)』
当施工箇所は、料金所から本線へアクセスするランプ道路の土留に採用されました。当初はアンカー工の計画でしたが、箱型擁壁の採用で切土範囲を縮小することができました。また、道路と擁壁の縦断勾配が違いますが、自然な形で施工ができました。
現場住所: |
神奈川県秦野市(A-STA.6切土縮小化) |
竣工時期: |
2021年2月 |
施工規模: |
壁高 10m x 延長 60m |
施工面積: |
589㎡ |
使用現場 |
設計条件 |
勾配・形状 |
高速道路 |
Φ=40°、c=0KN、γ=20KN |
1 : 0.5・切土 直線 |
現場担当営業からの意見と感想
箱型擁壁採用ポイント |
施工性・景観性 |
設計ポイント |
工期優先で採用となりました。背面土の定数が良く箱型擁壁に有利な案件でした。
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