施工例
急傾斜地対応にこたえた箱型擁壁
3分勾配での施工でコンクリート製品で施工するなら箱型擁壁しか方法がありませんでした。
また現場の形状が急傾斜であったため、現場合わせの施工と割付図の変更が必要があった点でも、箱型擁壁は施工が容易でした。
箱型擁壁は発注者からの要望に応えることができた唯一の製品でした。
発注者 : |
奥越農林総合事務所 |
工事名 : |
農村災害対策整備事業塚原野地区第2号工事 |
現場住所: |
福井県大野市 |
竣工時期: |
2020年9月 |
施工規模: |
壁高 7m x 延長 30m |
施工面積: |
150㎡ |
使用現場 |
設計条件 |
勾配・形状 |
道路改良 |
Φ=30.0°、c=10 kN/㎡、γ=19.0kN/㎥ |
勾配 1 : 0.3・切土、直線勾配 |
現場担当営業からの意見と感想
箱型擁壁採用ポイント |
施工性 |
施工ポイント |
この工事現場は施工個所までの搬入路が狭く、大型の二次製品の搬入が困難な場所でした。そのため、施工性においてコンパクトで運搬が容易な製品が必要とのご要望があり、箱型擁壁を提案して採用をいただきました。
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設計ポイント |
他工法の擁壁で3分勾配の法面を構築するためには大きな控え幅が必要となります。3分勾配でも控え幅がコンパクトな箱型擁壁の採用によりこの現場において擁壁を構築することができました。
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