施工例
住宅街の用地に干渉せずに擁壁前面のランプ建設用地を確保!
最大級の実績-NEXCO札樽道
東日本高速道路㈱ 北海道支社の発注工事としては、最大規模の実績物件です。
高速道路本線脇が施工箇所で通行する車両から目立つ場所です。施工中は中詰め材である単粒度砕石の調達に苦慮されていました。胆振東部地震発生の影響により工事自体が一時中断となり、再開後非常にタイトな工事工程の中で施工された案件でしたが、計画より順調に進捗し、箱型擁壁の施工性が評価された物件です。
発注者 : |
東日本高速道路株式会社 |
工事名 : |
札樽自動車道 手稲IC改築工事 |
現場住所: |
北海道札幌市手稲区 |
竣工時期: |
2019年8月 |
施工規模: |
壁高:7.5m 延長:150m |
施工面積: |
870㎡ |
使用現場 |
設計条件 |
勾配・形状 |
高速道路 |
c=60KN/㎡・Φ=0・γ=17KN/㎡ |
切土(背面改良)・緑化無・勾配=1:0.5 |
現場担当営業からの意見と感想
設計ポイント |
施工時と施工後に擁壁背面の住宅街の用地に干渉せずに擁壁前面のランプ建設用地を造成できる工法が求められ、法面の改良を検討していた施工会社のご紹介により箱型擁壁を検討していただきました。 |
採用ポイント |
他工法では施工できず、最終的に箱型擁壁を採用したいとコンサルから相談されました。箱型擁壁の設計に必要な条件をコンサル様へ提示し、それを受けてコンサル様に背面土の改良を検討していただきました。設計コンサルと製造メーカーが他工法ではできない現場を箱型擁壁で施工できるように協力して設計しました。 |