施工例
大幅な工期短縮を実現
当初設計は補強土(テンサー)でしたが、梅雨時期に施工開始であったため、「工期短縮が可能となる地盤反力が少ない製品を」といった、クライアントの意向に応えるため、提案致しました。テンサー・大型ブロックとの設計比較では、工事金額は増加しましたが、工期短縮により発電所の早期稼働開始が可能となることから、費用対効果が高いとの判断から採用に至りました。業者様に箱型擁壁の施工経験があったこともあり、造成工事を含む箱型擁壁1,378㎡が約3ヶ月で完了となりました。また、施工の際に屈曲部が多い現場での、場所打箇所が少ない点を高く評価していただきました。
発注者 : |
民間工事 |
工事名 : |
大川太陽光発電所建設工事
(ミタルダ・イクシア頴娃別府太陽光発電所擁壁2) |
現場住所: |
鹿児島県南九州市頴娃町地内 |
竣工時期: |
2019年9月 |
施工規模: |
壁高:7m 延長:257m |
施工面積: |
1373.5㎡ |
使用現場 |
設計条件 |
勾配・形状 |
民間工事 |
c=10KN/㎡・Φ=30・γ=19KN/㎡ |
切土盛土/勾配 1:0.5 /曲線・直線 |
現場担当営業からの意見と感想
設計ポイント |
当初設計はテンサーで発注となっておりましたが、現地背面土質が悪く購入土量が多いこと等から、施工性が高く、背面良質土の置換が少量で済む箱型擁壁が採用となりました。 |
採用ポイント |
工期短縮による、発電所の早期稼働開始を可能とする点から採用となりました。 |