施工例
湧水が多い災害現場での復旧工事に適した箱型擁壁
法面が崩壊した現場の担当者から、『災害復旧工事に適した製品(大型積ブロック擁壁)がないか』と相談を頂き、箱型擁壁を提案し採用になった現場です。現場からの要望で、壁高7.0m以上に対応できる工法である事、湧水が多い為排水性が良い工法である事、現場の横断勾配と道路勾配に合わせ製品設置できる事、災害復旧工事の為、施工が早い工法である事が求められました。箱型擁壁は全ての条件に対応可能なため採用に至りました。
箱型擁壁の施工では現場で生コンをほとんど使用することなく、大変早く施工を完了することができ、現場担当者の方から喜んで頂きました。
発注者 : |
中日本高速道路㈱ |
工事名 : |
第二東名高速道路
新戸川橋工事 |
現場住所: |
愛知県新城市下吉田地内 |
竣工時期: |
2010年5月 |
施工規模: |
壁高:7m 延長:35m |
施工面積: |
245㎡ |
使用現場 |
設計条件 |
勾配・形状 |
災害復旧 |
c=0KN/㎡・Φ=35・γ=20KN/㎡ |
切土・緑化無し・勾配:1:0.8 |
現場担当営業からの意見と感想
設計ポイント |
排水性の他、現場の道路勾配や曲線にも標準製品のみで対応できる事も採用のポイントとなりました。
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採用ポイント |
現場条件として湧水が多い場所のため排水性が良く、早期施工が可能な工法ということで箱型擁壁が採用となりました。 |