10年前の擁壁に継ぎ足しができる箱型擁壁

施工例・実績

施工例

10年前の擁壁に継ぎ足しができる箱型擁壁


過去に箱型擁壁を構築した現場上部の道路拡幅が決まり、既設の箱型擁壁に新たに2段箱型擁壁を積み足す形で工事が発注されました。
今回の施工は10年以上前に積んだ箇所へ2段分積み足しをする工事です。部分的に沈下しているところも見受けられましたが、箱型擁壁の中詰材は単粒砕石のため、砕石を追加して現場形状に添わせての施工をしていただきました。施工していただいたゼネコン様は、過去の経験を活かしてただき不陸を修正して緩やかなカーブ施工をきれいに仕上げていただきました。

発注者 : 長野県飯田市役所
工事名 : 令和4年度市道改良事業道路
改良工事市道千代70号線
現場住所: 長野県飯田市千代毛呂窪
竣工時期: 2023年3月
施工規模: 壁高:2m 延長:20m
施工面積: 86㎡
                               
使用現場設計条件勾配・形状
道路改良c=0KN/㎡・Φ=30・γ=19KN/㎡切土・緑化無し・勾配:1:0.5


現場担当営業からの意見と感想

           
設計ポイント 上部の盛土を撤去し箱型擁壁を2段追加しての道路拡幅でしが、擁壁の勾配を変えずに2段分擁壁を高くしました。
採用ポイント 以前積み上げた箱型擁壁の上部の盛土を一部撤去し、新たに2段箱型擁壁を積み足して道路拡幅する工事でした。以前積み上げた箱型擁壁の盛土を撤去すると擁壁に変動がみられました。
高さ調整を行いながら新たに積み上げる工事となり施工する一番のポイントとなりました。