壁高が高くても柔軟に対応ができる擁壁

施工例・実績

施工例

壁高が高くても柔軟に対応ができる擁壁


施工業者の方で現場の状況を精査され、計画より壁高を高く する必要がありました。現場で使用する盛土の土質試験を行い、再検討を行い、そのまま箱型擁壁を積みを積み上げ施工することができました。
橋台巻き込み部に壁高12mの箱型擁壁が施工され、非常に綺麗な構造物ができあがりました。

発注者 : 兵庫県東播磨県民局
加古川土木事務所
工事名 : 加古川小野線東播磨道北工区
八幡稲美ランプ周辺擁壁
及び盛土工事
現場住所: 加古川市八幡町
竣工時期: 2022年11月
施工規模: 壁高: 12m 延長: 25m
施工面積: 300㎡
                               
使用現場設計条件勾配・形状
道路工事C=27KN/㎡ Φ=30° γ=19KN/㎡5部勾配  切・盛土


現場担当営業からの意見と感想

           
設計ポイント 壁高も高く平面計画もRをなしており、他工法では調整部が多く施工性や景観に劣るため、箱型擁壁を計画することになりました。正面のブロック積みと、土工部の補強土壁に挟まれた区間であるため制約も多かったですが、対応できました。
採用ポイント 本施工箇所は、橋梁下部工の側面部に、正面にあるブロック積みに向かって巻き込んで構築される擁壁として計画されました。高壁高で、巻き込み部に使用できる擁壁工法では、他工法に比べ柔軟に対応できることから採用に至りました。