生コンを使わない・ブロックの積みやすさが好評価

施工例・実績

施工例

生コンを使わない・ブロックの積みやすさが好評価


本件は山形市と白鷹町を結ぶ山間部を通る県道の道路改良工事(道路拡幅)の擁壁箇所へ箱型擁壁を採用していただき、初段工事が発注され施工した現場で、擁壁前面の道路幅員も狭く片側交互通行で車を通しながらの施工となりました。
現場での資材置き場も制限され、施工に合わせてタイムリーな納品となりましが遅れや事故無く無事納品することが出来ました。
工事業者の現場担当者様からは、基本的には生コンを使わない点とブロックも積みやすく施工性が良い為、予定通り工期内に施工が完了したと好評を頂きました。

発注者 : 山形県村山総合支庁道路課
工事名 : 令和3年度主要地方道山形
白鷹線道路改良工事
現場住所: 山形市門田地内
竣工時期: 2022年6月
施工規模: 壁高:7.5m 延長:34.0m
施工面積: 255.0 ㎡
                               
使用現場設計条件勾配・形状
道路改良C=10.0KN/㎡・Φ=25.0° γ=19KN/㎡切土・勾配 1:0.5


現場担当営業からの意見と感想

 
施工ポイント 基礎底面下の地盤強度が支持力不足であった為、基礎工法としてトップベース工法(コマ型基礎)が採用されました。その為、通常のかごテンサー基礎を使用せずに、コンクリート基礎として、アンカー鉄筋を設置し最下段の箱体と一体化となる様施工しました。
設計ポイント 道路視距改良で検討、設計による制約が3つ ①(山形県県民の森)へ観光バスを通すので片側交互通行が可能な掘削勾 ②山形県の重要搬送路となっており全面通行止めはできない ③大型ブロック、ラップブロックと比較したが、過去実績、掘削量と地盤改良で箱型擁壁が安価となった。