大雨対策に優れた擁壁

施工例・実績

施工例

大雨対策に優れた擁壁


ヤンマー建機試験場の担当の方とコンサルタントからの要望で、補強土壁工法と箱型擁壁を提案しました。経済性では補強土壁工法にかないませんでしたが、掘削削減、外観性は箱型擁壁が優れており、 1番の決め手になったのが最近の大雨による災害が多いため、排水性に優れた箱型擁壁が良いという地元の要望もあり、箱型擁壁が採用されました。
施工では単粒土砕石をテンサーで巻く作業が大変だと言われてましたが、本体据付の進捗はよく短い工事期間だったのもあり、業者様からも大変喜ばれました。

発注者 : 民間工事
工事名 : ヤンマー建機テスト場造成工
現場住所: 福岡県八女市
竣工時期: 2022年6月
施工規模: 壁高:4.0~8.0m 延長:146.0m
施工面積: 833.0 ㎡
                               
使用現場設計条件勾配・形状
民間工事C=10.0KN/㎡・Φ=30.0° γ=19KN/㎡勾配1:0.5 緑化なし


現場担当営業からの意見と感想

           
設計ポイント 大型ブロックと違ってコンクリートがほぼ不要な工法で、補強土壁より控えが小さく、単粒土砕石を使用することでの排水性に加え、製品を反転させることで現場打部不要の線形折れに対応できる。
採用ポイント 控えが短いため、掘削の削減ができる。単粒土砕石による排水性が良い。外観が良い。