2016年 春号

2016年 春号

安全!安心!箱型未来通信

2016年 春号

桜の季節が待ちどしくて、「早く咲かないかな」、「今年のお花見はどこにしょうか」、などと考えています。いざ、桜が咲くとその季節はあっという間に駆け抜けてしまい、油断をしていると満開の桜を見るタイミングを逃してしまったりします。皆様は今年はお花見をされましたか?今年の桜はいかがでしたか? さて、「安全!安心!箱型未来通信」は、今回で20号となりました。早いもので創刊から5年が過ぎ、この間にご紹介した施工事例は全国82箇所にも及びます。これからも、全国の話題や箱型擁壁の施工事例をお伝えしてまいりますのでよろしくお願いいたします。今号は、中部地区特集です。中部地区の施工事例や話題をたくさん取り揃えております。どうぞ最後までお付き合いください。

全国各支部の話題を、都道府県単位でお伝えしていきます。
冬の寒さも一段落して桜の開花シーズンとなりました。中部地区にもたくさんの花見名所があります。人気スポットとしては、愛知県の奥山田のしだれ桜・岡崎公園、岐阜県の養老公園・新境川堤の桜並木、静岡県の伊豆高原桜並木・浜松城公園などが有名です。今回の支部便りは、中部地区の桜の名所とは別に、名古屋駅周辺の話題です。中部の中心都市である名古屋。名古屋駅周辺では現在高層ビルの建設ラッシュが進んでいます。1999年に竣工されたJRセントラルタワーズをはじめ、様々な高層ビルが竣工・建設中です。名古屋駅にお寄りの際は、それぞれの高層ビルにいろいろな施設が入っていますので訪問してみてはいかがでしょうか。


名古屋駅周辺高層ビル群
①ミッドランドスクエア

竣工年月日:2006年9月
②大名古屋ビルヂング

竣工年月日:2015年10月
③JRセントラルタワーズ

竣工年月日:2015年11月
④JPタワー名古屋

竣工年月日:2015年11月
⑤JRゲートタワー

竣工年月日:2017年2月予定
 
安全!安心!箱型未来通信では、毎回全国各地から箱型擁壁工法の最新情報を集めお伝え致します。箱型擁壁工法の優位性や施工実績を中心にお伝え致します。
箱型擁壁製品紹介
 

災害復旧 和歌山県  田辺市 城山台1号線災害復旧工事

早期復旧が必要な豪雨災害に採用いただきました
平成23年9月に発生した台風12号は、紀伊半島を中心に九州~北陸地方にかけて大雨が降り、特に奈良県上北山村周辺では1,800mmに達する豪雨となり、十津川や熊野川等の河川沿いでは洪水による浸水等で多大な被害が発生しました。                              
田辺市も甚大な被害にあい、今回の現場においても豪雨により山が崩れ、早急に復旧する必要がありました。施工が早く、排水性がの良い擁壁の相談を受け、箱型擁壁をご提案して採用していただきました。生コンを使用しない為天候にも左右されず、また熟練工を必要としない事で、非常に早い施工につながりました。景観も良いと、喜んでいただけました。
下記より現場担当営業マンの評価と意見、感想が見られます。


法面整備 三重県  平成24年度 25号下柘植IC道路建設工事

三重県伊賀市 名阪国道の切土斜面に採用いただきました
当該現場は、名阪国道下柘植インターの下りオフランプ付近の法面を整備する工事でした。一日の交通量が6万台と非常に多いことから、車線を規制せず、安全に施工可能で工期短縮可能な擁壁が求められ、路肩での作業が出来、生コンをほとんど使用しない箱型擁壁が採用されました。施工された地元ゼネコン様は限られたヤードと単粒砕石の締め固めと据え付けに始めは苦労されましたが、日進量も増えて工期内に無事施工完了となりました。国道本線見上げの斜面に使用のため、非常に目立ち、見栄えも良く多くのお客様から高評を得ることが出来、県内で箱型擁壁をPRする絶好の現場となりました。
下記より現場担当営業マンの評価と意見、感想が見られます。


道路改良 愛知県  道路改良工事(交付金)樫山工区構造物工その1

 
新東名高速道路 岡崎東ICへのアクセス道路の箱型擁壁
当初は、張りブロックで設計されており、ウィングとの取り付けも曖昧な設計でした。 現場より排水性がよく、8分勾配で施工でき、なお且つ高さ5.0m以上積める大型ブロックがないかと相談を頂きました。早速、排水性が良い箱型擁壁を現場と建設事務所様にご提案したところ「現場にマッチした擁壁である」と喜んでいただき採用となりました。施工後は、お客様より見栄えがよいとお褒めの言葉を頂きました。
現場は、2月13日に開通した新東名高速道路の岡崎東ICへのアクセス道路です。多くの方に見ていただける擁壁になったと思います。
下記より現場担当営業マンの評価と意見、感想が見られます。


災害復旧 兵庫県  明石神戸宝塚線(東部管内)災害復旧工事

 
瀬戸内国立公園内の災害復旧
今回の現場は、平成27年7月の台風による道路路肩陥没に伴う災害復旧工事に採用されました。
神戸市の六甲山牧場というレジャー施設からも現場が見えるため、早期復旧と景観を重視することも考慮しないといけない現場でした。また、谷部の沢地形に盛土で構築されていた道路が路肩崩壊・陥没を起こしていたため、排水性能の良い擁壁であることも要求されました。背面が完全に盛土となることや、土砂と岩線との境で滑っていることも見受けられるため、背面盛土内に暗渠排水管を盛土境に設置し、擁壁前面に突出させ、カゴマットで受けて、現況の沢に導くように計画を行っています。
工事も無事に完了し、施工完了写真のようにきれいな擁壁が構築されています。
下記より現場担当営業マンの評価と意見、感想が見られます。


NETIS(新技術情報提供システム)とは、民間企業等により開発された新技術に係る情報を、共有及び提供するためのデータベースで国土交通省によって運営されています。(New Technology Information System)の頭文字を取り、NETISと呼称されています。

箱型擁壁工法は、今年度より「 -VE 」登録【事後評価済み技術】に登録されました。
「-VE」登録は、評価会議により、継続調査等が不要と判断された技術です。つまり、施工後の活用効果調査表の作成が不要となります。

試行申請型(請負契約締結後提案の場合)及び施工者希望型により、施工される方に新技術をご提案頂き、実際に工事で活用された場合は活用の効果に応じて工事成績評定での加点対象となります。この際、「-V」登録では活用効果調査表の作成が必要ですが、「-VE」登録の場合は、事後評価済み技術のため必要がありません。


今回は愛知県の知多半島をご紹介します。知多半島といえば漁業が盛んで魚介類が美味しいことで有名ですよね。
特に南知多町に行けば、漁港も数多くあり魚料理を提供しているお店も立ち並んでいます。
どこも美味しい魚料理をいただくことができますが、今回はその中で一店だけご紹介したいと思います。

漁師港の新鮮定食
はじめにご紹介するのは師崎漁港の近くにあります「丸誠」です。
店内には生け簀(いけす)があり師崎の漁港で水あげされた魚が泳いでいます。食事は各種類の定食が用意されており、どれを頼んでも満足できそう。
また一品メニューもありますので、気になる料理がある際はそちらを追加で頼むのも良いかもしれません。

メニューの一例をご紹介します。
「渚定食」
モズク、ワカメの味噌和え、茹で蟹 など
刺身、活アジの塩焼き、大アサリ など
師崎漁港近くの魚介定食のお店を紹介しましたが、魚介以外でも知多半島には美味しいものがたくさんあります。次は魚介以外で美味しいもの、面白いものをご紹介したいと思います
櫻米軒の波まくら
櫻米軒は江戸時代から続く和菓子屋で、こちらでは手作りの粒餡を柔らかい生せんべいで包んだ「波まくら」という和菓子を販売しております。白、抹茶、梅の3種の味が常時販売されており、また夏には「いよかん餡」、秋には「栗入り餡」など季節限定の味もあります。ひとつひとつがさらりとした風味で、何個も食べられてしまうのが特徴です。
ぜひ南知多町に行った際はこちらにも足を運んでみてください♪
常滑チャーシュー
こちらは常滑市にあるラーメン屋です。ラーメンは昔ながらの中華そばでどこか懐かしさも感じ、また上にのっている2枚の特大チャーシューはしっかりと煮込まれており食べ応えもあります。常滑方面にお出掛けの際はぜひ食べてみてください♪

☆ 箱型擁壁協会デスクから一言 ☆
一言で関西と言いますが、関西とはどこまでを指すのでしょうか。
全国レベルで「関西地方は何処?」というアンケートとったところ、99%の方が大阪府と答えたそうです。以下、2位が京都府と兵庫県で78.2%、4位奈良県、5位滋賀県、6位和歌山県、7位三重県と続いています。三重県が関西とは意外ですね。実のところ三重県の方も三重県は東海地区だと思いっている方が半数以上いらっしゃるそうですよ。
この関西と言う括り、関西人にとっては複雑な分類や派閥があるようです。大阪だけを関西という派、大阪・京都・兵庫3県の派、三重を抜かした近畿全府県派、2府5県全部派、などなど。人口の多さや、観光地、自然環境などで派閥が変わります。中に、「あそこ関西ちゃうやん。」などと冗談とも本気とも取れる顔で話す人もいます。関東は東京を中心に括りがはっきりしていますが、関西は複雑です。