2015年 春号
安全!安心!箱型未来通信
2015年 春号
桜の花が咲き始めると、なんとなくウキウキしませんか。陽気も暖かくなり何処かへ出かけたくなります。桜前線はあっという間に日本列島を駆け抜けて行きますが、皆様の地方の桜は咲きましたか?お花見はされましたか?お花見の楽しい話題をお待ちしております。 春と言えば新しいスタートの季節です。箱型擁壁もこの春新しいスタートを切ります。その話題は後ほど。今回も全国から沢山の話題と施工事例が届いています。全国支部長だよりは山形県から。面白いもの発見のコーナーは山形県からおいしい“そば”の話題です。施工事例は4件ご紹介します。どうぞ今回も最後までお付き合いください。 |
全国各支部の話題を、都道府県単位でお伝えしていきます。 |
山形県は、蔵王、鳥海、西吾妻や出羽三山(羽黒山、月山、湯殿山)などの名峰や、松尾芭蕉の句「閑さや岩にしみ入る蝉の声」で有名な山寺、母なる最上川など四季折々に表情を変える豊かな自然に恵まれています。また35市町村全てに温泉が湧き出す全国唯一の県で、自然に囲まれた温泉、近代的な大型旅館、湯治の温泉など多種多様な温泉を楽しむことができます。 蔵王のシンボル「お釜」。天候の良い日にはエメラルドグリーンの火口湖が眺望できます。 |
蔵王のお釜 |
蔵王の樹氷 |
また、アイスモンスターとも呼ばれる冬の蔵王名物「樹氷」も自然が生み出す芸術品として世界的に有名です。1月中旬に見頃となり、2月はじめにかけて「樹氷祭り」も開催されます。 |
山寺は、正しくは宝珠山立石寺といい、貞観2年(860)に慈覚大師が開いた天台宗のお山です。 閑さや岩にしみ入る蝉の声・・・ 元禄2年(1689)おくの細道をたどり今の7月13日に山寺を訪れた際に芭蕉が読んだ句。 |
山寺 |
銀山温泉 |
まるで大正時代にタイムスリップしたかのような懐かしさ漂う大正ロマンの湯の町「銀山温泉」。ガス灯が灯る木造多層の宿が並び、幻想的な光景に包まれます。夜はこの灯りの灯った景色を眺めながら温泉につかり、山形のおいしい地酒で一杯いきたいですね。 山形県は、さくらんぼ、ラ・フランスをはじめとする四季折々おいしい果物が実る「果樹王国」であり、山の幸、海の幸にも恵まれた「食彩王国」です。また山形新幹線沿線には「そば街道」と呼ばれるそば処が多数あり、いろんな味を楽しむことができます。是非お越しください。後ほど「珍しいもの発見」のコーナーで河北町が発祥とされる「冷たい肉そば」を御紹介致します。お楽しみに。 |
「事後評価済み技術」 直轄工事等にて活用された後の「試行実証評価」又は「活用効果評価」が実施された技術。 この度、「箱型擁壁工法」が『NETISーV登録』となりました。これからも、自信を持って箱型擁壁をおすすめしてまいります。 |
安全!安心!箱型未来通信では、毎回全国各地から箱型擁壁工法の最新情報を集めお伝え致します。箱型擁壁工法の優位性や施工実績を中心にお伝え致します。 | |
新幹線工事 | 北海道 | 北海道新幹線で箱型擁壁が使われました |
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道路改良 | 福岡県 | 水位が来ない1級河川沿いの箱型擁壁 |
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旧中通・草場・高山線道路改良工事 現場的には3分勾配で構築出来たので役所から好感触でした。 業者からも生コンを使わない施工が好評で、階段状の基礎も問題なく施工して頂きました。 積みやすい製品だとお誉めの言葉を頂きました。 この現場をきっかけに今回の災害復旧工事でも多数採用頂きました。 |
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下記より現場担当営業マンの評価と意見、感想が見られます。 |
道路改良 | 宮崎県 | 湧水処理能力に優れた箱型擁壁が採用されました。 |
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道路改良 | 和歌山県 | 国道480号道路改良工事 |
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箱型擁壁協会のキャラクターに新しい仲間が増えました! |
この春から箱型擁壁協会のキャラクターに新しい仲間が増えましたのでご紹介いたします。 |
①男性のキャラクター 「つよし君」です。 現在、箱型擁壁の現場代理人として活躍している「箱 つよし君」 ですが、ちょっぴり大人になってたくましく成長しました。 ②つよし君に女子の後輩が出来ました。名前は「さくらさん」です。 さくらさんは、今話題の工業系女子“ドボ女”です。しかもキュート。男性を尻目に現場でバリバリ活躍しています。先輩のつよし君もたじたじ。明るく元気な女性現場代理人です。 |
山形県の蕎麦は冷たくてサイコウ! 今回の「面白いもの見つけた!」は山形県から美味しい蕎麦の話題を2連発でお伝えします。 まず山形県河北町から【冷たい肉そば】。 河北町スタイルの肉そばは、全国標準とは違い、コシの強い田舎そばに鶏肉から出汁をとった甘じょっぱいタレをかけ、親鳥のチャーシューと刻んだネギというのが定番です。どのお店でも「冷たい肉そば」「温かい肉そば」両方を選べますが、食べにくるお客さんのほとんどが冬でも「冷たい肉そば」を注文します。 |
冷たい肉そば |
「なぜ冷たいのか?」その理由については諸説ありますが、「谷地の肉そば会」によると、戦前そば屋が居酒屋を兼ねていた時代、馬肉の煮込みをつまみに酒を飲み、どんぶりに入ったそばでしめるのが主流だった。あるとき、お客さんが残った馬肉の煮込みをそばにかけて食べたのがルーツ。その後戦争により馬肉が入手困難になり、どこの家でも飼っていた鶏を使うようになった。またシメとして食べるときにのびにくく、コシを保てるように、という理由でスープを冷やして食べるスタイルが定着し広まっていったということです。 |
伊勢そば |
続いて東根市にある山形「サイコウのそば」です。 山形でサイコウといわれるそば屋。それが「伊勢そば」。では何がサイコウなのか・・・?。漢字で書くと山形「最硬」のそば。とにかく硬い!バキバキの極太そばと手の平程もありそうなかき揚げで割り箸が折れそうになる名物そば。そばの硬さは県内屈指。 山形におこしの際、興味のある方は一度御賞味下さい。 |
☆ 箱型擁壁協会デスクから一言 ☆ |
方言はその地方で使われる言葉です。標準語と呼ばれる言葉と発音や音が違うだけでなく、同じことばでも意味が違うなんてことがよく有ります。普段から使っている人は解りやすく便利なのですが、他の地域の方からすると解りにくく、時には誤解を招くこともあるようです。 たとえば関西人は「行けたら行く」って言ったらほぼ確実に行かないし、「考えとくわ」って言っても全然考える気ないし、「せやな」って言ってる時なんか話すら聞いてない場合があります。この「せやな」はとても便利な言葉ですが、関西人以外には解りにくい表現です。関西を訪れる方へ“関西人「せやな」活用表”を添付しましたので参考にして下さいね。話し相手の関西人が話を聞いているか確認もおねがいします。 |
【関西人せやな活用表】 「そうです」→「せや」 「そうですね」→「せやな」 「そうですよ」→「せやで」 「全くその通りです」→「せやせや」 「そうだろうか」→「せやろか」 「そうは言いましても」→「せやかて」 |