2016年 秋号

2016年 秋号

安全!安心!箱型未来通信

2016年 秋号

夏から秋への境目はいつなのでしょうか。9月は雨ばかりでたまに晴れると真夏日になる、梅雨のようです。さすがに台風がすぎるたびに秋めいてようやく秋らしい秋になったようです。10月に入り松茸が豊作というニュースが入りましたが、急に冷え込んであっという間に終わってしまったようです。皆様はこの秋をどのようにおすごしですか。さて、今回は東北特集です。「全国取れたて支部だより」はこの時期にぴったりな仙台市のケヤキ並木についての特集です。たくさんの施工事例に加えて、「面白いもの見つけました!」のコーナーでは、東北3県からたくさんの面白いものが届いています。どうぞ、最後までお付き合いください。
全国取れたて支部便り Vol.16  北海道・東北支部 <宮城県・仙台>
全国各支部の話題を、都道府県単位でお伝えしていきます。
そろそろ秋の気配を感じる季節となりました。~杜の都~仙台の街路樹たちも、ほのかに色づき始めました。仙台の中心市街地を歩いてみると、大きな並木があることに気づかされます。
ではなぜ、仙台の街は~杜の都~と呼ばれるようになったのでしょうか。それは遡ること、約400年前の江戸時代、仙台藩主伊達政宗公の政策が始まりとされています。家臣たちに対し、その屋敷内に、栗、梅、柿など、実のなる木を植えることや境界に杉を植えることを推奨し、そうしてできた屋敷林たちが、街全体を緑にしてゆきました。このような街全体が緑に包まれる姿は、明治時代には~森の都~として観光案内書に記され、昭和時代初期に~杜の都~と表現させるようになったそうです。
現在の~杜の都~仙台の姿は、昭和20年に仙台空襲で一度、失ってしまいますが、そこから力強く復興を遂げたもので、国をあげて行われた、戦災復興事業による大胆な都市計画、土地区画整理事業が礎にあります。この時、現在の「青葉通り」や「広瀬通り」など、街路樹を備えた大通りが整備されました。皆様も、仙台にお越しの際は、歴史ある街路樹や大通りを散策され、戦災復興計画の様子に想いを馳せてみてはいかがでしょうか?
「青葉通り」のケヤキ並木
仙台駅前から、仙台城大手門跡方面へ向かう大通り。
一番町アーケードとの交差点周辺に百貨店などの、仙台駅前から、商業施設が集中してます。
「広瀬通」のイチョウ並木
歓楽街”国分町”を挟む形で定禅寺通りと並行している。現在、渋滞対策として、中央分離帯を撤去して、新たに右折レーンを造り、直進車線を片側1車線ずつ増やす計画が進められています。延長1100mに植えられている136本のイチョウ並木のうち、中央分離帯の12本が伐採される計画が議論を呼んでいます。
 (写真の中央分離帯は、まさに伐採される計画のイチョウ並木)
「定禅寺通り」のケヤキ並木
~杜の都~仙台を象徴する代表的な並木道。
定禅寺ストリートジャズフェスティバルや、SENDAI光のページェントなど、都市イベントの会場となることが多い道路です。
「愛宕上杉通り」のイチョウ並木
仙台の南北を縦貫する幹線道路の一つ。
この号が、皆様のお手元に届く頃には、仙台の街も、紅葉に包まれているはずです。
(写真撮影は9月22日)
 
安全!安心!箱型未来通信では、毎回全国各地から箱型擁壁工法の最新情報を集めお伝え致します。箱型擁壁工法の優位性や施工実績を中心にお伝え致します。
箱型擁壁製品紹介
 

道路改良 山形県  山形市大字門田地内

道路線形に合わせ、景観に優れた山形白鷹への狐越街道   壁高8.5m*延長40m
この道路は曲線部分を拡幅する計画でしたが、設計を検討する上で2つの制約がありました。
①(山形県県民の森)へ観光バスを通すので片側交互通行が可能な掘削勾配で施工すること。 
②壁高がH=8mを超えるため、安定計算で地震時の検討が必要になること。
以上の点をふまえて大型積ブロックと比較しました。比較検討の結果、震災直後に生コンの需要が高まり、供給不足となりました。価格も高騰していおり、地震時の検討で大型ブロックは控え厚が多くなり生コンを大量に使用することとなりました。経済面で生コンをほとんど使用しない箱型擁壁が安価となりご採用いただきました。
下記より現場担当営業マンの評価と意見、感想が見られます。


災害復旧 福島県  災害公営住宅(小名浜地区)造成工事

震災復興住宅造成に役立った箱型Mタイプ    壁高4.5m*延長261m
当初裏山の法面のみご採用していただいておりました。施工現場をご覧になった発注先のいわき市役所土木課から使い勝手・景観性が良いという事で当初1000個前後でしたが集合住宅造成部と調整池が全て箱型に変更になり最終的に2000個超を納品させていただきました。Mタイプでは過去最高の納品数でした。受注生産品のため在庫が無く発注様と打合せを密にして現場に供給する数量を確保する事を第一に考えました。施工期間が1年以上と長く、工場にも全ての生産数量を長期保管する事が厳しかったので現場内に仮置きヤードを確保してもらい、ある程度数量が揃い次第現場に仮置する方法で現場の製品供給が円滑になるよう工夫しました。施工業者様からは特別な作業がいらないので非常に簡単だと高評価をいただきました。数量が多いほど施工性の良さが際立つ製品です。
下記より現場担当営業マンの評価と意見、感想が見られます。


災害復旧 山形県  町道一ツ沢線道路災害復旧工事

山岳道路でも「生コン」いらズ!災害復旧でH=8m積めました  壁高8m*延長16m
当該道路は災害現場の復旧工事で、朝日連峰の大朝日岳登山口に近い山岳道路です。道路幅員がなく4tトラックの搬入でもギリギリな状況でした。箱型擁壁は資材置場へ一旦ストックして、小型の運搬車で小運搬して現場内に搬入しました。
下記より現場担当営業マンの評価と意見、感想が見られます。


道路拡張 福島県  福島県南相馬市原町区矢川原地内

排水性能に優れた箱型擁壁が採用されました。  壁高9m*延長62m
本現場は法面天端の背面奥側が畑地となっており、畑地に降った雨水が法面に流入し道路拡張前に法面が崩落していました。そのため、排水性能に優れる箱型擁壁が評価されご採用いただきました。箱型擁壁なら中詰材が単粒砕石のため排水性に優れています。
下記より現場担当営業マンの評価と意見、感想が見られます。


道路改良 福島県  福島県伊達市霊山

 
生コンを使用しない箱型擁壁が震災復旧工事に採用されました  壁高8m*延長70m
当初、当該現場の設計では大型ブロック積擁壁が採用されておりました。しかし、東日本大震災後、福島県内では生コンの安定供給が困難な状況が発生しました。困った施工業者様は生コンをほとんど使用せずに施工可能な箱型擁壁に着目していただき、役所と協議の結果、大型ブロックから箱型擁壁に設計変更をご承認いただき変更となりました。
下記より現場担当営業マンの評価と意見、感想が見られます。


新幹線工事 北海道  北海道北斗市三好町 北海道新幹線、万太郎路盤他

北海道新幹線工事に箱型擁壁が採用されました。  壁高5m*延長32.4m(Mタイプ)
本現場は設計では大型ブロック積擁壁が採用されておりましたが、施工業者様より、施工が早く施工性が良い工法は無いかとご相談を受け箱型擁壁をおすすめしました。発注者と協議をして設計変更となり箱型擁壁をご採用いただきました。北海道新幹線では「新湯の里通信機器室新築工事」でも箱型擁壁の実績がありましたので、設計変更もスムーズに進めることができました。
下記より現場担当営業マンの評価と意見、感想が見られます。


災害復旧 宮城県  宮城県気仙沼市廿一地内

豪雨災害にもバツグンの排水性能を発揮する擁壁  壁高11m*延長25m
現場は後ろに山を背負っており集中豪雨時は、大量の雨水が流出する場所です。何年か前に、今回の擁壁に接続する現場が崩れ箱型擁壁が採用になった経緯がありました。今回の災害でもいち早く地元業者と役所から声がかかり、設計から施工まで箱型擁壁で検討されました。前回採用された経緯は、まず排水性能の高さ、次に施工の速さでした。現場は岩手県と宮城県の県境付近で主要道路からははずれますが、地元の方にとっては朝夕の通勤時間帯の渋滞を避けるための抜け道となっています。そのため、朝晩は多くの車が往来する道路で、混乱を避けるため交通規制を短くしたいと観点からも採用の決め手となりました。
下記より現場担当営業マンの評価と意見、感想が見られます。





仙台のB級グルメ「おでん三吉」 油麩丼 800円!
仙台と言えば牛タンが有名ですが、地元の方々に愛されている隠れた名店『おでん三吉』をご紹介したいと思います。おでん定食が一番人気ですが、影でひっそり人気が高いメニューがこちら『油麩丼』。油麩とは、グルテンが原料の揚げ麩のこと。これを卵で閉じ、紅しょうがとさやえんどうを乗せて完成する、いたってシンプルなメニューなのですが、これが本当に美味しくて、注文した人はどんどんとご飯が進みます。お麩といっても、油麩は歯ごたえもしっかり、コシもあるので満足していただける一品だと思いますよ。毎日仕事帰りのサラリーマンでいっぱいになる店内は、アットホームな雰囲気でいつまでも居座りたくなるほど。ぜひこちらにも寄ってみてくださいね。

お店情報
名称: おでん三吉
住所: 宮城県仙台市青葉区一番町4-10-8
電話番号: 022-222-3830
アクセス: 勾当台公園駅から徒歩3分
営業時間: 11:30~13:15、17:00~23:00 5~9月は18:00~
定休日: 日祝
駐車場:

福島県郡山市民のローカルフード クリームボックス 100~150円!
次に、郡山市民が愛してやまないクリームボックスを紹介します。その名前を聞いても、クリームの箱・・・? どんなものか、すぐにはわかりませんよね。
始まりは、昭和49年創業のパン屋さん、「ロミオ」さんが、昭和51年に駅前のお店で販売を開始したのが始まりだそうです。それがとてもおいしいと評判を呼び、その後、他のパン屋さんの間にも広がっていったとのことです。いまでは、市内のパン屋さんのみならず、コンビニエンスストアのパンコーナーでも買えます!また、パン屋さんごとに味に工夫をこらしていて、カフェオレ、アーモンドクリーム、いちご味も。
私が好きなのは、アーモンドクリーム。甘さプラスほんのりした香ばしさがたまりません。
また、地元の有名和菓子屋「三万石」さんでは、「ロミオ」さんのクリームボックスを郡山駅のおみやげ館でのみ、1日200個の限定販売しているそうです!郡山市に御寄りの際には、ぜひ、たべてみてください!
クリームボックス部
福島県郡山市のご当地パン「クリームボックス」の情報を紹介する有名なインターネットサイトです。

箱型擁壁協会事務局で Web検索すると「形は、パン屋さんによって多少違いはありますが、基本的には練乳の入ったクリームが、厚めで正方形の食パンの上にたっぷり乗っている、そんなシンプルな食べ物です。それがほんのり甘くて美味しい!トーストすると更に美味しい!」とありました。

山形の秋の風物詩「芋煮」  大人3000円 おかわり自由!
■芋煮会
夏が終わりに近づき秋の訪れを感じ始めたころ、山形県では週末になると家族や友人たちと集い、川原や公園で、芋煮の鍋を囲む「芋煮会」が盛んに行われます。
「芋煮会」は里芋を使った鍋料理であり9月下旬から11月初旬にかけて行われ初雪とともに終わります。山形県では春の花見、秋の芋煮として野外で行われる宴会の一つです。最上川等の山形県の大きな河川敷では、芋煮会が出来るスペースや水道などが完備されています。
シーズンになるとスーパーには、「芋煮会セット」が店頭に並び、芋煮を作る材料の他、大型鍋・ゴザ・鉄板などを無料で貸出し、スーパーによっては配達してくれるサービスを提供しています。このように、手軽に芋煮を作れる・芋煮会が出来る環境を見ると、山形県民の「芋煮愛」を感じます。
■日本一の芋煮会フェスティバル
この秋、山形市では、「日本一の芋煮会フェスティバル」が行われました。平成元年より秋の一大イベントとして開催しており、先日9/18に今年も第28回目が大盛況のうちに終わりました。
この日本一の芋煮会、最大の目玉は直径6mの大鍋です。この大鍋に里芋、山形牛、こんにゃく、ねぎ、醤油、砂糖、水を入れ、隠し味に山形県産酒を入れ、薪で煮炊きします。里芋だけで約3トン使用し30,000食を作り上げ、スケールも美味しさも日本一です。
鍋があまりにも大きい為、調理には大型重機を使用します。この重機は毎年、一度も作業をしていない新車を使用し、可動部の潤滑油にはマーガリン、バター等の食用油を使用し、衛生面に配慮しております。熟練した作業者のパフォーマンスも見ものです。
食材は地産地消の観点から山形で生産されたものを使用しており、特にメイン食材である里芋は、山形市内の芋煮ファームで無農薬で栽培したこだわりの品です。
秋の訪れを感じる時期に「日本一の芋煮会フェスティバル」是非体験して頂きたいと思います。
また、芋煮セットのお取り寄せもありますので、ぜひご家庭でも、山形の秋の風物詩「芋煮」を作ってみてください。
箱型擁壁協会事務局でWeb検索したところ、山形名物の芋煮は、(牛肉しょうゆ味・豚肉しょうゆ味)の種類があり、料金にはおにぎり、月山自然水のセットが付き、割引クーポン券がセットで【大人(中学生以上):[前売券]2,600円 / [当日券]3,000円・小学生:[前売券]1,300円 / [当日券]1,500円】との情報です。その他山形花笠踊りも鑑賞できるそうです。残念ながら今年は9/18に終了していました。

青森駅周辺のオブジェ 見るのはタダ!
青森駅周辺に置かれている面白いオブジェやモニュメントをいくつかご紹介します。
■土板状土偶
特別史跡三内丸山遺跡は、今から約5500年前~4000年前の日本最大級の縄文集落跡で、長期間にわたって定住生活が営まれていました。ここでは他の遺跡よりも土偶の出土が多く、中でも特徴的なのが土板状土偶です。青森駅前から東へ延びる新町通りには、この土偶を模したオブジェが設置されてます。いろんな種類があるようですので、いくつあるか探してみるのも面白いかも。
■日本一おいしい水のモニュメント
実は青森市は水道水のおいしさでも有名です。アスパム近くのホテルJALシティ前にあるこのモニュメントは、昭和59年に厚生省(現厚生労働省)の「おいしい水研究会」による「利き水会」で「日本一おいしい水道水」と評価されたことを受けて設置されました。ドイツ出身の美術家が制作したものです。青森市郊外の横内浄水場の水道水です。青森にいらした際にはぜひ「日本一おいしい水道水」をご賞味ください。
■赤い絆のモニュメント
青い海公園にあるこのモニュメント、青森市と函館市のツインシティ提携20周年を記念して、平成21年に制作されたものです。旧制中学を青森市で過ごした太宰治が小説「思ひ出」の中で、弟礼治と青森港桟橋から連絡船を眺めながら、運命の女性と結ばれる〝赤い絆″について語り合った挿話を基に、函館と青森の両市民の協力により、お互いの絆を深めるモニュメントとして、両港に設置されました。
いかがでしたか?ここではご紹介しきれないですが、探してみると結構いろんなものが設置されてますね。皆さんの地元でも、ふだん気づかない楽しい発見があるかもしれませんよ。





☆ 箱型擁壁協会デスクから一言 ☆
【関西人の見分け方】
①標準語を話していても、吉本新喜劇の『許してやったらどうや』の発音がわかります。
②なにかと同じ言葉を2回繰り返します。“なんでなんで?”・“せやせや”・“しらんしらん”・“ほんまほんま”・“うそうそ”・“なぁなぁ”
③関西人とちゃう人が関西弁使うとすぐ気がついて、発音のヘタさにイラっとしている。
④基本的に人の言うことを信用しないので、特殊詐欺に引っかかる率が日本一低い。
⑤値引きのことを「勉強しまっせ」とネイティブな発音で言う。
こんな人がいたら間違いなく関西人です。あと、「今年の阪神は・・・・」と言い始めたら間違いありません。 関西人以外の人は、上京すると方言を標準語を使おうと努力しますが関西人は関西弁を貫き通すひともいますが、中には関西人とさとられないように標準語を喋ろうとする人もいます。でもついつい関西弁が出てしまうんですね。もし気づいたら優しくしてあげてください。関西人が体に染み込んでいるさかい、あかんのですわ。